温泉天国の戦闘

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成功は塩素の香り

YSRはエンジンはかかるけれどスロットルを開けると「オボボ~」とマフラーから白煙を吐くばかり。
まるで煙幕。
走ろうとまたがっても、まったく力が無い。
空燃比がとびきりに濃いような状態だけれど、以前はこれで走れていたのだ。
スロットルを開け続けると、そのままカブって止まってしまう。


俺はいろいろ調べた結果、トラブルの原因はマフラーの詰まりだと断定した。
エンジンをオーバーホールする前、どうも緩んだクランクシャフトのオイルシールからクランクケースへとにじみ出たミッションオイルを燃やしながら走っていたようで、プラグにカーボンがびっしり堆積していたことがあったのだ。
そんなふうにマフラーにもカーボンが蓄積してゆき、キャブレター交換のセッティングの過程で濃い混合気を燃焼させたことでさらに詰まりに拍車をかけたのではなかろうか。
俺はそう推測した。


マフラーの修理方法としては、昔よく言われた「マフラーを焚き火に放り込んで溜まったカーボンを焼く」というものと、パイプユニッシュなどの配水管の汚れを溶かす薬剤を使う方法があるようだ。
俺はパイプユニッシュを使う方法を採用した。
しかしレーシングチャンバーならまだしも、内部構造が複雑な純正マフラーでは効果がうすいとの情報もあった。
まあ、やってみるさ。


CA390343.jpg

俺はYSRのマフラーを取り外すと用意しておいたパイプユニッシュの、それも濃くて強力そうなバージョンのボトルを二本分、マフラーに流しこんだ。
マニホルドとテールパイプに栓をして三日間放置する。
さて、どうなっているか・・・

栓を開けてマフラーを傾けると、真っ黒な液体がドバドバと出てきたのである。
「うわあああああああ!」


水ですすいで二日ほど乾燥させ、YSRに組み込んでみたのだ。
しかし状態に変化は見られず、相変わらずもくもくと白煙を吐くばかり。
「ダメか・・・」と、俺はへたり込んでしまった。

でもまてよ?
排気に手をかざして臭いを嗅ぐと、うっすらと塩素のにおいがする。
これはマフラーの中をすすいだ水が、乾かずにまだ残っているのではないか?
俺は手持ちのメインジェットで一番小さい55番を組み込むと、ガボガボ言ってカブりがちなエンジンを無理やり回して走ってみた。
こうしていれば、マフラーの中が乾燥するのではなかろうか。

しばらく走っていると、排気音は序々に乾いた音へと変わっていった。
そして所沢の米軍基地を二周する頃には元の澄んだ排気音を取り戻したのだ。




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温泉天国には二種類ある。
それは
よく訓練された温泉天国と
そうではない温泉天国だ。


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