温泉天国の戦闘

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天井から降る雨

ちょっとこないだの話。


うちのアパートは二階建てで、二階はベランダに洗濯機を置く間取り。
古いアパートによくある、洗濯機の排水をベランダの隅の溝から雨どいに繋がる排水口へと流す仕組みだ。
この排水口に異物が詰まると、二階のベランダに排水がたまる。
そしてその排水はどこかにある隙間を通って、一階にある俺の部屋の天井からしみ出すのだ。

最近、二階が洗濯をするとベランダの下から水が滴っているのには気付いていたけど、今日はついに部屋の中にも滴ってきた。
ちなみに今回で二度目。
一度目は数年前で、二階の住人が排水口にお菓子の包みを詰まらせたのが原因だった。


「しょうがないなぁ」と俺はカップ味噌汁のカップを水が落ちてくる地点に置いてしばらくしのいでいたのだけど・・・
食事の支度をしようと台所に引っ込んでいた十数分の間に水の滴りは激しくなり、気付けば居間は水浸しに。

新しい落下地点にさらに受け皿を置き、床を拭いてからアパートの管理会社に電話でSOS。
洗濯機の排水という事は、これは二階の住人の下着を洗った水でもあるのだろう。
上の住人は女性だけれど、いかに狂ったDNAの持ち主とはいえさすがにちょっとキツいものがある。
この精神的ダメージの上に、さらにたちこめる洗剤のにおい・・・

ほどなくアパートの管理会社の人が到着、対応してくれた。
原因はやはり排水口の詰まり。
ベランダはプール状態だったそうだ。

片付けが済んでから、上の住人が管理会社の人に付き添われて謝りに来た。
あまり人馴れしていない感じで、言葉少なめに「申し訳ありません・・・すみません・・・」と繰り返す。
俺は人を叱ったりするのが苦手だから「まあ、これからは気をつけてね」と笑顔で返したのだけれど・・・



言ってやればよかった。
「キミの下着を洗った水で俺の部屋がびしょ濡れになったんだけれど、キミはどう?」 と。


そして、こう付け加えるべきだった。
「俺は俺の好きな女の下着を洗った水じゃなきゃ、イヤなんだけどさ・・・」 と。





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