温泉天国の戦闘

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銀翼の帰還

今日は、おととしの夏に作ったファインモールドの1/72飛燕を伴い所沢は航空発祥記念館へとやってきた。

ha4002.jpg

そしてこの飛燕の背景に写りこんでいる物体は

ha4003.jpg

かつて日本の空を守って戦った、三式戦闘機 飛燕のエンジンであるハ40そのものなのだ。

これは間違いなく航空発祥記念館の目玉展示物だろう。
ヘッドカバーは吹き飛び、搭載状態とは天地逆に展示されてはいるが、この物体は紛れも無くハ40なのだ。
この固体の出自は展示では明かされていないけれど、ここが調布から近い事を考えると244戦隊との関連など非常に空想をかきたてられてしまう。

そしてこの破損具合。
搭載機が胴体着陸をしたのだろうか、それとも終戦の武装解除で破壊されたのだろうか。

ha40004.jpg

ずらりと並んだロッカーアーム。
1番前方の1対は付け根から吹き飛んでしまっている。
シングルカムの4バルブだ。
展示状態で奥の方になる反対側のシリンダヘッドにはカムシャフトが残っている。
カムシャフトの端にはベベルギアが付いている。
今で言うカムギアトレーンというやつか。

ha40005.jpg

Vバンクの谷間。
本家のDB601はここにモーターカノンが据えられていたのだろうか。

ha40006.jpg

反対側のバンクは、実は裏側のパーテーションの隙間から少しだけ観察することが出来る。
反対側はカムシャフトが残っている上に、マフラーもひしゃげてはいるけど手前側より残っているようだ。
出来れば反対側も観察できるような、そんな展示にしてほしいものだ。


このハ40はドイツ軍のメッサーシュミットBf109のエンジンであるDB601のパテントを買い取って生み出された、いわばコピーである。
しかし品質が悪く、稼働率は非常に低かったと聞く。
つまり、当時はドイツに作れた物が日本には作れなかったという事だ。
日本の工業は、世界の水準からかなり遅れていたに違いない。

それが今やドイツに引けを取らない工業国へと成長し、繁栄を手に入れた。
これは先人の努力のお陰に他ならない。
そして今日までに培った技術力を守り育てねば、この国はやがて寂れていくのだろう。


また、陸軍がこのハ40を開発しているのと同時期に、海軍が同じDB601のパテントを買い取り「アツタ」というエンジンを開発していたそうだ。
この事は組織に縦割りに拘って、途方も無い無駄を奏してしまう日本人の性質を象徴してはいないだろうか。



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