温泉天国の戦闘

このblogはフィクションです。

Category: 日記   Tags: ---

 Trackback: 0

グループCカーになりたかった少年

DSC_0012.jpg


少年だった頃からルマン24時間耐久レースや鈴鹿8時間耐久ロードレースが大好きだった。
高校生の頃には岐阜県の山奥の家から鈴鹿まで自転車に乗って鈴鹿8耐を見に行くというのを恒例にしていた。
初めて鈴鹿に行ったのは92年の夏で、ブロックタイヤのマウンテンバイクにテントや寝袋を積んで走った。
200キロちょっとを17時間かけて走った。
次の夏にはバーエンドとオンロード向きのタイヤを装備して1.5時間短縮の15時間半で走った。
恐らく、俺自身がグループCカーや耐久仕様のTT-F1マシンになりたかったのだと思う。

92年のレースの翌日の「ズームイン朝」で鈴鹿8耐が取り上げられた際、画面に一瞬写った「岐阜県から自転車でやってきた少年」というのは何をかくそう、この俺なのだった。





年の暮れも押し迫った頃、店から自転車が組みあがったとの連絡があった。

それからしばらくは自転車店に通っては自転車に乗ってポジションを詰めた。
詰めたと言っても初心者だから、詰めきれるものではないのだけれど。
当時ハンドルが遠く感じたからステムを短い物に交換してもらったのだけれど、しばらく乗って前傾姿勢に慣れてくるとステムが短いと感じるようになった。

SS001.jpg


初めてスーパーシックスに乗った時の驚きと感動は大きな物があった。
そもそも、700Cのロードバイクもドロップハンドルも初めてだった・・・

とにかく車輪がよく回るのだ。
ガラスの板にベアリングの玉を乗せた様に転がってゆく。
さらにペダルを回してやると、猛烈に加速する。
ロードバイクって、こんなに走るものなのか!

これは楽しいぞ。
この自転車ならばどこまでだって走ってゆけそうだ。



そんな俺にもたらされた新たな衝撃。
それは正月にたまたま目にしたニコニコ動画の「箱根駅伝の往路を自転車で走る」という企画の生放送だった。

残念ながら箱根湯本の駅前で交通規制がかかってしまいチャレンジは失敗となってしまったのだけれど、ライダーのヘルメットに据えられたカメラが映し出す、街の風景が流れるスピードに衝撃を受けた。
トレーニングを積んだライダーは、こんなに速く走るのか!


俺もトレーニングを積んだなら、あんなふうに走れるだろうか。




SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール

おんせんさん

Author:おんせんさん



温泉天国には二種類ある。
それは
よく訓練された温泉天国と
そうではない温泉天国だ。


ブロとも申請フォーム
ブログ内検索